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「失敗恥ずかしくない」 五輪・パラメダリストが中学校で講演

社会 | 神奈川新聞 | 2018年11月12日(月) 15:31

新田さん 「変化恐れず挑戦を」


 2018年の平昌パラリンピック・ノルディックスキー距離男子10キロクラシカル立位で金メダルを獲得した新田佳浩さん(38)が2日、川崎市麻生区の市立柿生中学校で講演した。新田さんの来校は昨年10月以来2度目。平昌大会でのメダルを手に再び来校すると誓っていた新田さんの有言実行に、生徒たちも温かな拍手で応じた。


変化を恐れず、挑戦する大切さを生徒らに訴えた新田佳浩さん=川崎市麻生区の市立柿生中学校
変化を恐れず、挑戦する大切さを生徒らに訴えた新田佳浩さん=川崎市麻生区の市立柿生中学校

 新田さんは、3歳で祖父の運転する稲刈り機に左腕を巻き込まれ、肘から先を失った。4歳からスキーを始め、中学時代は周囲とは異なる左肘が恥ずかしかったことやパラリンピックを通じて個性を認める大切さを学んだという。

 1998年長野大会から6大会連続でパラリンピックに出場し、計5個のメダルを勝ち取ってきた。今回は平昌大会で獲得した金メダルと銀メダルを持参。全校生徒475人の前で「与えられたものは有限。求めるものは無限。常に挑戦を続ければ可能性は広がる。失敗は恥ずかしいことじゃない」と思いを伝えた。

 バレー部に所属する3年生の吉垣叶さん(15)は「最後まで諦めない姿勢やそれぞれの個性を認めるところが印象に残った」と教えを胸に刻んでいた。

朝原さん 「本質見る目 養って」


 2008年北京五輪の陸上男子400メートルリレー銅メダルの朝原宣治さん(46)が5日、川崎市川崎区の市立桜本中学校で講演した。朝原さんは「本質を見極めるため、いろんなアンテナを張り巡らせて生きてほしい」と全校生徒184人に呼び掛けた。市のオリンピアン・パラリンピアン交流推進事業の一環。


本質を見極めることの大切さを訴えたオリンピアンの朝原宣治さん=川崎市川崎区の市立桜本中学校
本質を見極めることの大切さを訴えたオリンピアンの朝原宣治さん=川崎市川崎区の市立桜本中学校

 4大会連続で五輪に出場した朝原さんは、中学時代はハンドボール部に所属していたエピソードを披露。高校から本格的に陸上を始め、同志社大時代には後に妻となるバルセロナ五輪に出場した奥野史子さんと交際し、五輪への夢を語り合ったことや、ドイツでの留学生活などを語った。

 北京五輪では日本チームのアンカーを務め、「バトンパスの記憶がないほど集中していた」と回顧。「普段はライバルだけど、世界で戦うために力を合わせ、互いに認め合っていた」とリレーメンバーへの信頼を語り、「常に物事を柔軟に考え、本質を見ることが大事」と強調した。

 3年の柏木虹七さん(15)は「何かにつまずいたとき、本質を捉えることが生きる上で重要だと思ったし、自分が頑張らないと何も始まらない」とオリンピアンの言葉を受け止めていた。

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