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横浜市や県警、鉄道がテロ訓練

社会 | 神奈川新聞 | 2018年11月10日(土) 02:00

危険物によるテロを想定して行われた訓練=横浜市港北区のJR新横浜駅
危険物によるテロを想定して行われた訓練=横浜市港北区のJR新横浜駅

 テロや災害などの有事を想定した訓練が9日、横浜市港北区のJR新横浜駅周辺で行われた。2019年のラグビーワールドカップ(W杯)や20年の東京五輪で近隣の競技場が会場となることを踏まえて企画されたもので、横浜市や県警、鉄道事業者らが参加した。

 訓練は、同駅改札前の広場で有毒ガスがまかれ、多数の負傷者が発生したとの事態を想定。駅員の通報で駆け付けた港北署員が、ガスの散布役に扮(ふん)した警察官を取り押さえたほか、港北消防署員が負傷者を救護所に運んだり、危険物を処理したりした。

 救護所では、自然災害や大規模事故などで出動する「横浜救急医療チーム(YMAT)」が負傷者の救護に当たり、市消防局の除染隊もデモンストレーションを行った。

 港北署の小島伸治署長は「訓練の成果や改善すべき点を共有し、連携をより密にしていきたい」と講評。同駅の長西宣英駅長は「お客さまの安全確保のため、関係機関と力を合わせて取り組みたい」と話した。 

 
 

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