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【バス7人死傷】運転手立ち会いで実況見分 県警

社会 | 神奈川新聞 | 2018年11月9日(金) 02:00

事故で大破した神奈川中央交通の路線バス(右)と追突された乗用車(左手前)=10月28日午後10時35分ごろ、横浜市西区桜木町4丁目
事故で大破した神奈川中央交通の路線バス(右)と追突された乗用車(左手前)=10月28日午後10時35分ごろ、横浜市西区桜木町4丁目

 横浜市西区の国道16号で10月、神奈川中央交通(平塚市)の路線バスが乗用車に追突して乗客1人が死亡、乗客ら6人が負傷した事故で、県警は8日、同社の男性運転手(50)を立ち会わせて実況見分を行った。

 バスが運行を始めた横浜駅東口付近から横浜市西区桜木町4丁目の現場まで、運転手を車に同乗させ、事故に至る経緯や状況などを確認した。

 同社は、運転手が昨年6月に睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断され、通院治療を受けていたことを明らかにしている。事故後、運転手は「運転中に意識がもうろうとした。貧血のような症状だった」と同社に報告していた。県警は平塚市の同社本社や横浜市戸塚区の同社営業所などを家宅捜索しており、押収した関係資料などから運転手の当時の健康状態や勤務実態などを調べている。

 事故は10月28日午後9時15分ごろ発生。バスが赤信号で停止していた乗用車に追突し、道路脇の柱に衝突。乗客の高校1年の男子生徒=当時(16)=が死亡し、運転手を含む男女6人がけがを負った。運転手は同30日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで逮捕されたが、今月1日に釈放された。

 
 

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