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口内にチップ、減塩食が〝いい塩梅〟に 川崎のベンチャー

社会 | 神奈川新聞 | 2020年6月22日(月) 11:50

開発したソルトチップを手にする東社長(左)と天田篤実さん=川崎市幸区
開発したソルトチップを手にする東社長(左)と天田篤実さん=川崎市幸区

 減塩食をおいしく継続できる健康食品「ソルトチップ」を、川崎市幸区のベンチャー企業「LTaste(エルテイスト)」が開発した。塩味を感じさせるシート状のチップを上顎に貼り付けることで、減塩食の味気なさをカバーする。患者を対象にした実証実験でも病院食の喫食率が向上したといい、同社は「高血圧などの人の食事を最新技術で応援したい」と話している。

 チップは0・04グラムの食塩と増粘材で作ったグミを厚さ約1・5ミリのシート状に延ばしたもので、大きさ約7・5ミリ角。上顎に貼って食事をすると、チップに触れた舌先が塩味を感じる仕組みだ。チップは口内で5分程度、溶け続けなくなる。

 塩こしょうを使わずに調理した野菜炒めをチップを貼って食べると、通常1人前で1・6グラムの食塩相当量を0・1グラムまで減らせるという。

 考案したのは同社の東和彦社長(30)ら。慶応大学大学院で人工腎臓などを研究していた際、試食した腎臓病患者用の減塩食に物足りなさを感じた。「減塩食をおいしく食べてもらうため、技術的に何かできないか」。舌にある味蕾(みらい)と呼ばれる器官を通し、脳で塩味を感知するとされる人間の仕組みに着目。特殊なフォークに電気を流して舌に付けながら食べる方法など試行錯誤を繰り返し、口内に貼るチップにたどり着いた。

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