「食」に関わる喜びを伝えるフェスティバルが3日、横浜市西区の国際フード製菓専門学校で開かれた。日ごろの学習成果を発表する学生作品展やチャリティーバザーなどがあり、多くの来場者でにぎわった。横浜市、神奈川新聞社の後援。
作品展は学園祭の一環として実施。製菓製パン科の洋菓子、和菓子、パンの三つの専攻に調理師科を加えた4部門から158作品が出展され、最優秀の理事長賞に洋菓子専攻2年の産形(うぶかた)恭平さんが選ばれた。
クリスマスをテーマにした産形さんは「かわいさを表現するため、特に色の組み合わせを工夫した」と笑顔で語った。廣瀬道校長は「学んだことを生かし、学生たちは完成度の高い作品に仕上げた。この経験を将来につなげてほしい」と話した。
当日は学生が作った菓子パン販売や子ども向けのお菓子教室なども行われた。