秦野市は5日、債権回収課の職員が市税滞納者に送付する差し押さえ調書に、誤って別人の未納明細書を送り、滞納者の住所や氏名などの個人情報が漏えいしたと発表した。
市によると4月27日、職員が滞納者への差し押さえ調書を郵送する際、近くにあった別の滞納者の未納明細書を誤って同封したという。今月1日午前、別人の未納明細書が同封されていることに気付いた滞納者の妻が同課に連絡し発覚した。同課は5日までに、それぞれの滞納者に謝罪した。同課は「個人情報の重要性を再確認し、事務の改善に取り組む」としている。