秦野市は5日、酒気帯び運転で交通事故を起こしたとして、9月に県警に逮捕された同市開発建築指導課主査(53)=既に釈放済み=を懲戒免職処分にした。同職員は「飲んでから時間がたっていたので大丈夫だと思った」などと話しているという。
市などによると、同職員は9月9日午後1時ごろ、厚木市内の県道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転。交差点で信号を無視して乗用車と衝突し、厚木署に道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕された。前日夜から9日未明にかけて飲酒した上、同日午前6時ごろにも梅酒をロックでグラス1杯飲んだという。
市はまた、市障害者グループホームの家賃助成の申請を放置し、昨年12月から今年6月まで3回、助成金5万円を個人負担で支払った障害福祉課の男性主事補(24)を戒告処分とした。