
新型コロナウイルスに感染した軽症・無症状者をホテルなどで受け入れる県内の宿泊療養施設の利用者が大幅に減少している。県が最初に受け入れを始めた湘南国際村センター(葉山町)では15日に利用者が初めてゼロになった。2千室超を確保している横浜市内の大規模ホテルは10人程度の利用にとどまっており、県は契約切れとなる8月末以降は更新しない方針だ。
特集 新型コロナ、神奈川の感染状況
県によると16日現在、宿泊療養施設の利用者は、県が手配したアパホテル&リゾート横浜ベイタワー(横浜市中区)が10人、湘南国際村センターはゼロ。同センターは15日、受け入れを開始した4月10日以来初めてゼロとなった。