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新型コロナ
苦学生へタマネギ 相模原市の若手農家、給食休止で活用

社会 | 神奈川新聞 | 2020年6月17日(水) 14:00

地場産野菜で元気に


タマネギを寄付した(右から)林秀宣さん、和泉大樹さん、向山耕生さん、新鍋哲郎さん=相模原市役所
タマネギを寄付した(右から)林秀宣さん、和泉大樹さん、向山耕生さん、新鍋哲郎さん=相模原市役所

    新型コロナウイルス感染拡大の影響でアルバイト収入が減るなど、苦しい生活を送る学生を支援するため、相模原市内の若手農家が今月から、給食用に育ててきたタマネギ1トンを市に寄付する取り組みを始めた。市に寄せられるさまざまな食品と一緒に学生に無料配布され、人気を集めている。

 タマネギを寄付したのは「相模原野菜生産倶楽部」の農家4人。地場産の新鮮野菜を市内の子どもたちに食べてもらおうと、それぞれの耕作地とは別に同市南区の畑でタマネギを共同で栽培してきた。給食休止が長引いていることから、活用策を探っていた。

 市は5月末から市立青少年学習センター(中央区矢部新町)で、市内在住の学生を対象に食材の無料配布をスタート。JA相模原市やフードバンクかながわ、市内フードバンク団体などが協力し、米や野菜、レトルト食品、ペットボトル入りの飲料などが30日まで配られている。

 初日には約250人が訪れ、連日100人ほどが集まるほどの盛況となっている。学生からは「1人暮らしでアルバイトもできないので助かります」「実家からの仕送りはゼロ。感謝して食べます」などの声が市に寄せられているという。

 同倶楽部のメンバーがコマツナなどを提供してきたが、多くの学生が苦境にあることを知り、全面的に協力することを決めた。9日に市役所を訪れ、本村賢太郎市長にタマネギの目録を手渡した。

 同倶楽部代表の和泉大樹さん(42)は「コロナで大変な状況にあると思うが、地元産のおいしい野菜を食べて元気になってもらいたい」と期待している。

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