小田急電鉄は26日、藤沢駅乗り換え改札口に設置している乗り継ぎ精算機2台のプログラムに誤りがあり、精算運賃を本来より高く計算していたと発表した。最大150円多く収受していた可能性があるという。
今年3月17日から10月25日まで、小田急線湘南台、六会日大前、善行、藤沢本町、本鵠沼、鵠沼海岸、片瀬江ノ島の7駅の自動券売機で大和駅経由の相鉄線乗り換え切符を購入し、藤沢駅の精算機でJR乗車券を購入した乗客が対象。
記録から確認できる5月11日から10月25日までの間、この精算機で乗り換え切符を収受したことが1件あった。
25日にシステム改修のプログラム試験を実施したところ、プログラムの誤りが発見された。精算機の改修は26日中に終え、同社は「再発防止に徹底したい」と話している。
問い合わせは、同線各駅や小田急お客様センター電話03(3481)0066。