元日の首都高速道路湾岸線を、乗用車で時速190キロを出して走行したとして、県警高速隊は23日、道交法違反(速度超過)の疑いで、さいたま市の会社員の男(23)を逮捕した。高速隊によると、男は速度超過時のスピードメーターを撮影した動画を無料通信アプリLINE(ライン)で知人らに送っていた。
逮捕容疑は、今年1月1日午前2時40分ごろ、横浜市鶴見区扇島の湾岸線で、制限速度80キロのところを時速190キロで運転した、としている。高速隊によると、男は「間違いない」と供述し容疑を認めている。
男は、運転席から前方とメーターをタブレット端末で自ら撮影した約1分半の動画をラインのグループで送信。「年越し大暴走」「湾岸線を疾走」などと書き込んでいた。車はカーシェアリングで借りた外車だった。
動画を見た東京都内の男性会社員が「危険なので早急に対処してほしい」と警察庁に動画と共に情報提供、高速隊が捜査していた。