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共犯被告にも無期懲役、平塚強殺判決 「役割、従属的でない」

社会 | 神奈川新聞 | 2018年10月22日(月) 19:26

横浜地裁
横浜地裁

 平塚市の住宅で昨年2月、1人暮らしの女性が殺害され現金などを奪われた事件で、強盗殺人や詐欺、窃盗などの罪に問われた無職の男(23)=奈良県香芝市=の裁判員裁判の判決公判が22日、横浜地裁であった。青沼潔裁判長は「(共犯者との比較で)被告が従属的立場だったとは認められない」と述べ、求刑通り無期懲役を言い渡した。

 事件では、インターネットの闇サイトを通じて被告に殺害計画への協力を持ち掛けた受刑者(24)にも強盗殺人罪などで無期懲役の判決が言い渡され、確定している。被告の弁護側は、同受刑者と比べて立場が従属的だったとして懲役30年が相当と主張していた。

 青沼裁判長は判決理由で、報酬を高くしてもらう代わりに被告が女性の首を絞める役割を引き受けた点などから、「重要で不可欠な役割を担い、従属的とは認められない」と指摘。「一貫して人命より金銭的利欲を優先させ、甚だ身勝手」と非難した。

 女性の殺害事件後に、被告が闇サイトを通じて詐欺集団の一員となった点についても、「規範意識が鈍麻している」と述べた。

 判決によると、被告は受刑者らと共謀して2017年2月21日未明、平塚市札場町の女性=当時(80)=宅に侵入、女性の首を絞めて殺害し現金約20万円などを奪ったほか、同年4~11月には氏名不詳者と共謀し、キャッシュカードの詐取やだまし取ったカードでの現金引き出しを行った。

 闇サイトを介して受刑者に女性殺害を指示したとされる男=当時(49)=は事件後に病死しており、被疑者死亡で不起訴になった。

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