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遺言・川崎いじめ自殺10年(下)
「共に」生きていく 元調査委・渡邉信二さんが語る

社会 | 神奈川新聞 | 2020年6月9日(火) 17:00

 2010年6月7日、川崎市立中学3年の篠原真矢(まさや)さん=当時(14)=は「友だちのことをいじめから護(まも)れなかった」という内容の遺書を残し、亡くなりました。

 教育委員会の指導主事として調査を担当した僕に、父親の宏明さんと母親の真紀さんはこう言ってくれた。「部屋を全てみてください」「息子が何を考えていたかを調べてください」と。

「魂」


渡邉信二さんは「篠原真矢さんのことを語り継いでいくことが、残された者の生きる一つの在り方だと思う」と語る
渡邉信二さんは「篠原真矢さんのことを語り継いでいくことが、残された者の生きる一つの在り方だと思う」と語る

 真矢さんはいろいろな詩を見て写す「視写」をやっていたんです。机の中からたくさん出てきた。そして一番多かったのは歌詞を書き写したメモ。分からなかったからCD店に行って調べたり、インターネットで注文したりして、歌えるくらいまで何度も聴いてね。

 国語の先生はこう言っていた。「彼が選ぶ詩は他の子とちょっと違う。読み手が行間から自由に想像できる広がりや深みがあるもの、ストーリー性があるものにすごく心ひかれたようだ」と。

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