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遺言・川崎いじめ自殺10年(上)
生と死を伝える語り部に 中3の自死、調査委担当者の誓い

社会 | 神奈川新聞 | 2020年6月7日(日) 12:00

わたなべ・しんじ 学級経営コンサルタント。川崎市立小学校と教育委員会に計29年間勤務。教育委員会の指導主事だった2010年、自殺した篠原真矢さんの調査報告書を作成した。
わたなべ・しんじ 学級経営コンサルタント。川崎市立小学校と教育委員会に計29年間勤務。教育委員会の指導主事だった2010年、自殺した篠原真矢さんの調査報告書を作成した。

 あの日のことははっきり覚えている。

 2010年6月7日。当時、川崎市教育委員会の指導主事だった渡邉信二さん(53)は市内で行われた「読書のまち川崎」という事業企画に参加していた。

 「市民や書店組合、教員代表のメンバーたちと読書教育の話をしていて、かなり盛り上がったなぁなんて思っていた」

 そろそろ会議のまとめに入ろうとしたとき、手元の携帯電話が鳴った。教育委員会の同僚からだった。

 「一人の生徒さんが自宅で亡くなりました」

 市立中学校3年の篠原真矢(まさや)さん=当時(14)=だった。自宅からは「友人をいじめから護(まも)れなかった」という内容の「遺書」と、家族や友人らへの思いをつづった「遺言」が見つかった。

 約1週間後、調査委員会が発足。教育委員会、学校関係者、地域住民、有識者らで構成され、渡邉さんは中心メンバーとして名を連ねた。

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