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川崎から全国切符を(上) 東日本マーチングバンドコンテスト 橘中、熱い心で

社会 | 神奈川新聞 | 2018年10月5日(金) 12:00

持ち味の躍動感あるマーチングで全国大会出場を目指す橘中学校吹奏楽部
持ち味の躍動感あるマーチングで全国大会出場を目指す橘中学校吹奏楽部

 第24回東関東マーチングコンテストが7日、茨城県ひたちなか市の市総合運動公園総合体育館で開かれる。中学校の部で、川崎市内からは県大会で金賞に輝いた橘中(高津区)と金程中(麻生区)の両吹奏楽部が出場する。県内では第8回大会の綾瀬市立綾北中以来となる全国大会への切符をつかむことはできるのか。迫力ある動きや音色、繊細な演奏で魅了する両校に迫る。

 橘中のグラウンド。仲間の足音や息づかいを感じ取りながら、部員たちは楽器を持たずに隊列の変化を繰り返し確認していた。2年連続で東関東大会に歩を進めた橘の持ち味は、躍動感ある動きと迫力ある音色だ。今年は吹奏楽コンクールでは地区予選で敗退したが、8月の県マーチングコンテストで金賞を獲得。金賞の4校の中でもトップの得点を記録した。顧問の甲斐圭典教諭(53)は「本場・米国のマーチンバンドをイメージした。動きがとにかく激しい内容」と解説する。

 全校生徒917人は川崎市立中で3番目の規模。吹奏楽部の門をたたく生徒は多いが、吹奏楽コンクールに出場できる部員は限られている。2014年に着任した甲斐教諭は、翌15年から全員が出場できるマーチングコンテストに本格的に参加した。「すべての部員に大会に出場する機会を与えたい」。地域住民やPTAの援助を受けてマーチング用のチューバや打楽器などをそろえて、着実に力を付けてきた。

 小学校の運動会や地域の行事で演奏を披露する機会も増えた。甲斐教諭をはじめ3人の顧問が指導する厳しい環境だが、部長で3年の野村明音さんは「みんなの一体感が大好き。周囲の『すごいね』という言葉が励みになる」と笑顔を見せる。

 今回は「心をひとつに」をテーマに、部員57人がマーチング全国大会出場を目標に取り組んできた。マーチングリーダーで3年の佐藤杏莉さんは「昨年は(東関東大会で)銀賞に終わった。今年こそ金賞を取って、全国に行きたい」と力を込める。そろいの真っ赤なTシャツの背中には白字で「音魂」の2文字。佐藤さんは言う。「音だけじゃなくて、運動部のような熱い心も大切にしている」


隊列を組みながら、楽器を演奏する生徒たち=川崎市高津区の市立橘中学校
隊列を組みながら、楽器を演奏する生徒たち=川崎市高津区の市立橘中学校

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