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「現地建て替えを」 横須賀・うわまち病院 移転で住民が要望

社会 | 神奈川新聞 | 2018年9月23日(日) 02:00

横須賀市立うわまち病院の移転建て替え方針をめぐり開かれた説明会=東中里町内会館
横須賀市立うわまち病院の移転建て替え方針をめぐり開かれた説明会=東中里町内会館

 横須賀市立うわまち病院(同市上町2丁目)の移転建て替え方針について、同市は周辺10町内会向けに説明を始めた。21日夜には同病院がある東中里町内会(日下部良夫会長)と上町商盛会商店街(田中昌一代表理事)が合同説明会を開催。住民側は「移転ではなく現地での建て替えを」と要望した。

 東中里町内会館で開かれた説明会には住民約70人が参加。20人あまりが質問や意見表明を行った。「市長が会見で明らかにする前に地元へ説明すべきだった」との指摘に、市の担当者は「うわまち病院は三浦半島の拠点病院であり、広く知らせることを優先した」と説明した。

 「(工事に必要となる)周辺道路の拡幅への協力を市に表明している」という地権者の住民は「まずはこうした問い掛けに向き合って、現地での建て替えを検討してほしい」と求めた。

 市は説明会などを通して住民からの意見を集約。疑問に答えた上で具体策を立てるという。新病院完成は2025年度中の予定。

 
 

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