
横浜市消防局が東大などと連携して、仮想現実(VR)を使って消防隊員が消火活動を模擬体験する新システムの開発を進めている。産学官による国内初の試みで、本年度中の実用化を目指しており、ベテランから若手への技能伝承に役立てる考えだ。
「VR消防教育訓練シミュレーションシステム」は、実際に6畳の部屋を何度か燃やして得られた実験データに基づき、実際の火災現場に近い状況をVRで再現。炎や煙の状況、温度変化などを視覚的に把握できるようになっており、ホースを模した操作機器で放水を疑似体験できる。
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横浜市消防局が東大などと連携して、仮想現実(VR)を使って消防隊員が消火活動を模擬体験する新システムの開発を進めている。産学官による国内初の試みで、本年度中の実用化を目指しており、ベテランから若手への技能伝承に役立てる考えだ。
「VR消防教育訓練シミュレーションシステム」は、実際に6畳の部屋を何度か燃やして得られた実験データに基づき、実際の火災現場に近い状況をVRで再現。炎や煙の状況、温度変化などを視覚的に把握できるようになっており、ホースを模した操作機器で放水を疑似体験できる。