他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ

  1. ホーム
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 定額給付金のオンライン申請、県内全市町村でスタート

新型コロナ
定額給付金のオンライン申請、県内全市町村でスタート

社会 | 神奈川新聞 | 2020年5月19日(火) 05:00

オンライン申請イメージ

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて国民1人当たり10万円を配る特別定額給付金について、総務省は18日、三浦市と中井町でマイナンバーカードを使ったオンライン申請が始まったと明らかにした。同日までに県内全33市町村でオンライン申請の受け付けが整った。

 10万円の給付を受けるには、マイナンバーカードを使ったオンライン申請か、市町村から郵送される申請書に口座番号などを記入して返送するかの2通りがある。中井町はすでに世帯主へ申請書の郵送を始めており、三浦市も18日に郵送を始めた。2市町とも「住民のニーズが高い郵送の準備を優先した」という。

 総務省の集計では、15日までに郵送を始めたのは南足柄、綾瀬の2市と大磯、二宮、中井、大井、松田、山北、開成、箱根、真鶴、湯河原、愛川の11町、清川村となっている。

手続き煩雑… 県内議員が注文


河野太郎防衛相がツイッターで呼び掛け
河野太郎防衛相がツイッターで呼び掛け

 特別定額給付金の支給を巡り、申請手続きが煩雑として県内議員からも注文が相次いでいる。

 総務省が公表した各自治体が郵送する申請書の見本には、給付金の受給を辞退する人はチェックする欄がある。河野太郎防衛相(衆院15区)はツイッターで「申請書の『希望しない』に勘違いでチェックをつける人が多いようです。間違えないように気をつけましょう」と呼び掛けた。

 オンライン申請の改善を求める声もある。

 立憲民主党の中谷一馬氏(衆院比例南関東)は15日の文部科学委員会で、申請手続きをする政府のサイト「マイナポータル」では、システムエラーが相次いでいると紹介。自身でも試したが1時間かかっても申請できなかったという。特別定額給付金とは別に政府が検討する、困窮する学生への1人当たり10万円給付に関しては、「マイナンバーカードの活用にこだわらない方法でのオンライン申請にすべきだ」と求めた。

 
 

新型コロナに関するその他のニュース

社会に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング