横浜地方気象台は3日、台風21号に関する気象情報を発表し、県内では4日から5日にかけて、高波や土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に警戒するよう呼び掛けた。台風が速度を上げるため、4日は急に風が強まる一方、通過後も暖かく湿った空気が流れ込む影響で、5日も大雨の恐れがあるという。
気象台によると、4日は次第に雨が強まり、西部を中心に1時間50ミリ以上の非常に激しい雨の降る所がある見込み。同日夕までの24時間に予想される雨量は、東部の多い所で80ミリ、西部は150ミリ。その後の24時間では、東部で50~100ミリ、西部は100~200ミリと予想している。