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「無関心が冤罪生む」狭山・袴田事件再審願い川崎で上映会

社会 | 神奈川新聞 | 2018年9月3日(月) 02:00

冤罪の背景についても論じられたトークショー=川崎市川崎区の市労連会館
冤罪の背景についても論じられたトークショー=川崎市川崎区の市労連会館

 冤罪(えんざい)を訴えながら長期にわたり獄中生活を強いられた男性5人の姿を追ったドキュメンタリー映画「獄友(ごくとも)」(金聖雄監督)の上映会が2日、川崎市川崎区の市労連会館で行われた。プロデューサーらのトークショーも交え、無実を訴える「狭山事件」の石川一雄さんと「袴田事件」の袴田巌さんの再審実現へ支援を求めた。部落解放川崎地区共闘会議の主催。

 「獄友」には石川さん、袴田さんのほか、再審無罪が確定した「布川事件」の桜井昌司さんと故・杉山卓男さん、「足利事件」の菅家利和さんが登場。国家権力によって人生を狂わされた者同士が支え合う出所後の日常が描かれている。

 プロデューサーの陣内直行さんは「袴田さんは『暴力的な元プロボクサー』、石川さんは『被差別部落に住んでいる』という差別と偏見に基づき犯人にでっち上げられた」と解説。「私たちの無関心と偏見を助長する報道が権力に暴走する余地を与え、冤罪事件を生んでいる」と指摘した。

 袴田さんを巡っては、2014年に静岡地裁が再審開始を認め、釈放されたが、ことし6月に東京高裁が地裁決定を取り消し、弁護側は最高裁に特別抗告した。ジャーナリストの青柳雄介さんは「安倍政権は再審請求中のオウム真理教元幹部の死刑囚に刑を執行するという不正義を行った。再審が始まらない限り、袴田さんもいつ再収監され刑が執行されるか分からない状況だ」と警鐘を鳴らした。

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