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ゲームで環境問題学ぶ 中高生ら15人、新聞も活用 横浜

社会 | 神奈川新聞 | 2018年8月19日(日) 02:00

ボードゲームを通じて環境問題を学ぶ参加者=横浜市中区の日本新聞博物館
ボードゲームを通じて環境問題を学ぶ参加者=横浜市中区の日本新聞博物館

 ボードゲームを通して地球環境問題を学ぶイベントが18日、横浜市中区の日本新聞博物館で開かれた。中高生ら15人が参加し、関連する新聞記事も活用しながら世界とのつながりや持続可能な発展について理解を深めた。

 体験したのは、環境学習に取り組む一般社団法人が開発したゲーム。環境に関するクイズに答えたり他国と交渉したりしながら自国の豊かさを競うが、自然災害発生などの仕掛けがあり、参加者は経済活動と環境対策をどう両立させるかを考えながらプレーするのが特徴だ。

 ゲーム終了後には、温暖化に伴う気温上昇によって異常気象が発生することなどを伝える新聞記事から、実社会が抱える問題と重ね合わせた。

 参加した同市港南区の白井文乃さん(14)は「災害が発生する背景には自分たちの日常にも原因があるかもしれないと思った」と驚いた様子。東京都大田区の山根千怜さん(14)は「電気を無駄遣いしないとか、環境を守るためにできることから始めたい」とうなずいた。

 講師役を務めた一般社団法人「Logy&Nomy」の来住美里さん(24)は「私たちが直面している環境問題は、地球全体が将来の世代まで影響を受けるものになっている。経済活動とのつながりや世界の動きにも目を向けてほしい」と話していた。

 
 

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