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横浜・旧大口病院点滴殺人
女性患者殺害容疑 元看護師3回目の逮捕

社会 | 神奈川新聞 | 2018年8月18日(土) 15:55

大口病院から名称を「横浜はじめ病院」に変更した病院=2017年12日、横浜市神奈川区
大口病院から名称を「横浜はじめ病院」に変更した病院=2017年12日、横浜市神奈川区

 横浜市神奈川区の旧大口病院(現横浜はじめ病院)で2016年9月に起きた点滴殺人事件で、入院患者の女性を殺害したとして、神奈川署特別捜査本部は18日、殺人の疑いで、同院の元看護師久保木愛弓容疑者(31)を再逮捕した。同容疑者は7月に、別の男性患者2人に対する殺人容疑で逮捕、送検されており、逮捕は3回目。特捜本部によると、「間違いありません」と容疑を認めている。

 再逮捕容疑は、勤務日だった16年9月15日の午前7時45分ごろ~午後5時半ごろ、同院4階に入院していた同区の女性=当時(78)=に投与予定だった未使用の点滴袋に消毒液を混入し、翌16日午後1時40分ごろに死亡させた、としている。特捜本部によると、この点滴袋は同日午前に別の看護師がセットしたとみられる。

 女性は同13日、転倒による膝のけがで同院に入院。1人で歩ける状態だったが、点滴投与後に容体が急変し、系列病院に搬送されたが死亡した。

 医師が病死と判断し、遺体は一連の事件の発覚前に火葬されたが、特捜本部は死亡の経緯に不自然な点があるなどとして捜査。保管されていた女性の血液を鑑定した結果、消毒液の成分が検出され、事件の可能性が浮上した。

 
 

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