
横須賀市はこのほど、同市上町2丁目の市立うわまち病院に血液浄化室(人工透析室)を開設した。緊急時や入院患者だけでなく、新たに透析を始める腎不全患者も受け入れる。
市によると、透析室は旧研修センターを改修して開設した。ベッド8床や透析装置の導入などの整備費は約3400万円。同病院は救命救急センターに指定されている。透析治療は緊急時などに限られていたが、本年度から腎臓内科の医師2人の派遣を受けており、診療体制を拡充する。
市内の透析導入施設は市立市民病院、横須賀共済病院を含む3カ所で、透析ベッド数は計56床となる。