逗子市教育委員会は16日、定例会を開き、2019年度から中学校で教科化される道徳の教科書に、光村図書出版の「きみがいちばんひかるとき」を採択した。市立3校の生徒が利用する。
冒頭、村松雅教育長が「教科書をきっかけに、より深く考え、議論することにつながりやすいもの」など、市教委が採択で重点を置くポイント3点を説明。
その後、教育委員4人がそれぞれ「価値観の押し付けでなく、考えるきっかけを提供できるもの」「対話を通して視野を広げられるもの」など重視する観点に対する考えを述べた。
審議した対象8社のうち、多く意見が交わされた光村図書出版と東京書籍に候補を絞り、4人全員が光村図書出版を選んだ。