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新型コロナ
連休も困窮者救え 横浜寿地区 炊き出しや臨時窓口

社会 | 神奈川新聞 | 2020年5月2日(土) 11:27

炊き出しの雑炊に手を伸ばす人たち=1日、横浜市中区の寿公園
炊き出しの雑炊に手を伸ばす人たち=1日、横浜市中区の寿公園

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で住む場所を失ったり、生活が苦しくなったりした人を支える動きが1日、横浜・寿地区(横浜市中区)で本格化し始めた。支援団体による炊き出しや行政の臨時相談窓口が開設されるなど、大型連休中の“居場所”を確保。高齢化と感染リスクに直面する福祉の街で、共助と公助の取り組みが広がっている。

 「冷たい弁当ではなく、温かい食事をお腹いっぱい食べられてほっとした」

 寿地区の寿公園。支援団体や住民らでつくる「寿炊き出しの会」が1日に実施した炊き出しで、雑炊を3杯お代わりした50代男性は笑顔を見せた。

 この日はタケノコとフキが入った雑炊を約300食提供。メンバーらは間隔を空けて列を作るよう誘導したほか、市民から寄付されたマスクを配布するなど、感染予防の徹底を図った。

 炊き出しは毎週金曜に実施しており、活動の中心役を担う寿日雇労働者組合の近藤昇さんは「他団体は自粛する動きがあり、他で食事が得られなくなった人が来ている。感染に気を付けながら可能な限り炊き出しを続けていく」と語った。

 かつて日雇い労働者の街だった寿地区の住民は高齢者が大半を占め、感染リスクが高い基礎疾患を抱える人も多い。近藤さんは住民や路上生活者らに発熱などの症状が出た際に備え、一定数の個室の確保などの対策を市に求めている。

 市は、役所の窓口が閉まる連休中の2日から6日まで、臨時の相談窓口を寿福祉プラザ相談室(同区寿町4丁目)に開設。市職員が対応し、市生活自立支援施設「はまかぜ」への入所や食事の支援を行うほか、住宅確保給付金に関する相談や申請書類を受け付ける。生活保護制度などの支援策も案内する。

市臨時相談窓口の専用ダイヤル

 電話090(8109)6990
 電話090(8109)6999
 電話090(9207)5119
 メールアドレス=kf-seikatsusod an@city.yokohama.jp

※受付は各日午前9時~午後4時。

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