台風13号の接近に伴う高波の影響で、小田原市と湯河原町の海沿いを結ぶ国道135号は上下線とも通行止めになっている。この区間では、7月の台風12号の高波で、搬送中の救急車など15台が巻き込まれる被害が出たばかり。道路管理者の県は「12号の被害を踏まえ、監視やパトロールを強化し、危険性があると判断した」としている。
県西土木事務所小田原土木センターによると、規制を開始したのは7日午後5時45分。この時点で既に高波の影響が出始めていたため、小田原市石橋-湯河原町吉浜の約10キロを通行止めにした。「13号の通過後、波の状況などを見て、解除を判断する」という。