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新型コロナ
県内で新たに11人の感染を確認 40代教諭は重篤な肺炎

社会 | 神奈川新聞 | 2020年4月28日(火) 22:23

28日発表の県内感染者数
28日発表の県内感染者数

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、横浜、川崎両市で28日、いずれも入院していた60代と80代の男性2人の死亡が確認された。県内の死者は29人となり、新たに小学校教諭ら11人の感染が判明した。

 横浜市によると、亡くなった60代男性は、院内感染が起きた聖マリアンナ医科大横浜市西部病院(同市旭区)に入院し、糖尿病の既往歴があった。同病院ではこの日も、重症となっている70代の男性患者や看護師ら6人の感染が判明。同病院の感染者は23人となった。

 川崎市で死亡した80代の男性は9日に発熱し、16日から市内の病院に入院。肺炎の症状があり、市内の別の病院に転院した後の25日に陽性と分かった。

 市内で新たに感染が判明した市立白幡台小学校(同市宮前区)の40代の男性教諭は重篤な肺炎という。市によると、24日に勤務先から帰宅後に発熱し、その後は出勤していない。少なくとも22、24日に個別相談などで児童数人との接触があったが、勤務時はマスクを着用していた。

 県所管域では、鎌倉市の50代女性と逗子市の80代の無職男性の感染が明らかになった。ここ数日の感染者の状況について、県健康医療局の前田光哉局長は「一時期に比べるとかなり減ってきている。県民が『3密』の状況を避け、外出自粛に対応いただいた効果ではないか」としつつ、「まだまだ気を緩める段階ではない」とも強調した。

 
 

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