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公園の複合遊具使用を休止、「密集避けて」 横浜市

社会 | 神奈川新聞 | 2020年4月28日(火) 12:00

感染防止のため、利用休止となった複合遊具=横浜市中区の横浜公園
感染防止のため、利用休止となった複合遊具=横浜市中区の横浜公園

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、横浜市内の公園では複合遊具の使用を休止して、密集を避けた利用を呼び掛ける動きが出ている。公園を管理する市は「ゴールデンウイークを控えて、混雑を避けるなど感染防止に協力してほしい」と話している。

 市公園緑地管理課によると、広域から利用者が集まる本牧市民公園、根岸森林公園(いずれも中区)や野毛山公園(西区)、岸根公園(港北区)、三ツ沢公園(神奈川区)、こども自然公園(旭区)など18公園で5月6日まで複合遊具の利用を休止している。

 複合遊具は滑り台や鉄棒、ジャングルジムなどを組み合わせた大型の遊具。複数の子どもが同時に利用でき、接触による感染リスクがあると判断した。その一つ、横浜公園(中区)では利用できなくなった複合遊具を前に、30代の母親は「子どもの生活リズムが狂い夜に寝なくなった。日中は公園で遊ばせたいのに」とこぼした。

 市は公園自体を閉鎖せず、近隣からの散歩などでの来園は問題ないと説明。担当者は「密接・密集といった状態は避けてもらいたい」と話し、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を保った上での利用を呼び掛けている。

 
 

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