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熱中症搬送、1週間で998人 県内で今季初の死者

社会 | 神奈川新聞 | 2018年7月25日(水) 02:00

横浜地方気象台
横浜地方気象台

 県内では、16~22日の1週間に998人(速報値)が熱中症で搬送された。日にち別の搬送者数が最も多かった22日には、今年初の死者が横浜市泉区で出ており、熱中症を巡る状況は県内も深刻化している。

 市消防局や県消防課によると、同区で亡くなったのは90代の女性。22日夕に自宅の寝室で倒れているのを家族が発見し、119番通報した。同日の横浜は最高気温が35・1度に達し、今年2度目の猛暑日となっていた。

 県内では17日以降、100人以上が病院に運ばれる状況が続いており、22日の搬送者数は176人で最多だった。998人のうち、22人が3週間以上の入院を要する重症。年代別では、65歳以上の高齢者が378人と4割近くを占めた。

 地域別では、横浜市(379人)、川崎市(133人)、相模原市(95人)などが目立った。

 
 

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