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新型コロナ
長期化なら食文化影響 三崎マグロ打撃 売り上げ減

社会 | 神奈川新聞 | 2020年4月19日(日) 05:00

16日朝、開始直前の三浦市三崎水産物地方卸売市場の様子。仲買人が品定めしているが、陳列台には空きが目立つ(市場管理事務所提供)
16日朝、開始直前の三浦市三崎水産物地方卸売市場の様子。仲買人が品定めしているが、陳列台には空きが目立つ(市場管理事務所提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大の波紋が、日本の国民食とも言えるマグロ業界にも広がっている。三浦市の三崎水産物地方卸売市場では冷凍マグロ取扱量が大幅減少し、卸売業者や仲買人らに打撃を与える。海外からの入国制限で船員が集まらず出港できない漁船もある。深刻な影響が長期にわたれば、日本の食文化への影響も避けられない状況だ。

 同市場では、冷凍マグロが1日約400~500本取引されるが、3月は取扱量が前年比で2割減、4月は4割減。取引価格も3月は15%減、4月は2割減と下げ幅が拡大している。相次ぐ飲食店の営業自粛が直撃した格好だ。

 冷凍マグロは半年~1年航海した遠洋漁船から出荷者が買い取り、販売を委託された卸売業者が市場で仲買人に売る仕組み。三浦市は、卸売業者や仲買人らの経営悪化を緩和するため、市場関係者への支援を始めると15日に発表。市場使用料減免などで総額約1900万円の支援を行うことになった。市は「状況が悪化すれば、追加支援も検討する」としているものの、現場の状況はすでに深刻な様相となっている。

綱渡り状態

 卸売業者「鈴木水産」の鈴木金太郎会長(73)によると、価格に影響が見られ始めたのは、新型コロナの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の横浜港停泊が始まったころ。マグロの買い手が付かなかったり、仕入れ値よりも安く売られたりしており、同社は現在は市場での取引を見送っている。

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