新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、行政は感染者情報をどこまで出すべきか─。IT(情報技術)が普及した情報社会の中で、初めて直面する世界的危機。日本危機管理防災学会会長の市川宏雄・明治大名誉教授は、自治体間の公表範囲のばらつきを指摘した上で、「行政には人々に安心を与える義務がある」と強調。国が明確なガイドラインを策定するべきだと訴える。
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新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、行政は感染者情報をどこまで出すべきか─。IT(情報技術)が普及した情報社会の中で、初めて直面する世界的危機。日本危機管理防災学会会長の市川宏雄・明治大名誉教授は、自治体間の公表範囲のばらつきを指摘した上で、「行政には人々に安心を与える義務がある」と強調。国が明確なガイドラインを策定するべきだと訴える。