船は3月に南米エクアドル出港
社会 | 共同通信 | 2020年4月16日(木) 18:40

横浜税関が横浜港に入港した船のコンテナから大量のコカインを押収した事件で、船は3月2日に南米エクアドルを出港していたことが16日、税関への取材で分かった。押収したのは約1キロずつ白いブロック状に固められた計約700個。鑑定の結果、一部はコカインと判明しており、全てコカインとみられる。
税関は背後に大規模な海外の密輸組織が関わっているとみて、関税法違反の疑いで調べている。一度の押収量として700キロは過去最多で、末端価格は140億円相当となる。
税関によると、船はコンテナを積んでエクアドルを出港後、コロンビアなどを経由して3月30日に横浜港に入港した。