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【オウム死刑執行】組織拡大狙う後継団体 県警の監視続く

社会 | 神奈川新聞 | 2018年7月7日(土) 02:00

松本智津夫死刑囚らの死刑執行を受け、後継団体「アレフ」の横浜道場を立ち入り検査した公安調査庁の調査官 =6日午後2時10分ごろ、横浜市神奈川区
松本智津夫死刑囚らの死刑執行を受け、後継団体「アレフ」の横浜道場を立ち入り検査した公安調査庁の調査官 =6日午後2時10分ごろ、横浜市神奈川区

 県警などによると、オウム真理教の後継団体は主流派の「アレフ」、元幹部の上祐史浩代表が設立した「ひかりの輪」、アレフから分裂した集団に分かれ、活動を継続している。拠点は15都道府県に35施設あり、信者は約1650人(出家約300人、在家約1350人)。県内にはアレフ横浜道場(横浜市神奈川区)とひかりの輪横浜支部(同市西区)がある。

 アレフは松本智津夫死刑囚への絶対帰依を強調し、原点回帰路線を徹底。信者獲得に向け、教団名を秘匿した街頭や書店などでの声掛けや会員制交流サイト(SNS)を通じた勧誘などを展開している。ヨガや占い、精神世界などに興味を持つ若者らとの接触を図っている。

 ひかりの輪は松本死刑囚との決別を掲げるが、インターネットを通じて上祐代表の説法会や各地の神社仏閣を訪問する行事への参加を呼び掛けるなどして組織拡大を進めているとみられる。

 県警幹部は「一連の事件を知らない世代を狙って勧誘している」との見方を示す一方、「施設近隣でのトラブルは聞かない」とする。

 松本死刑囚の刑が執行された6日には、公安調査庁がアレフの横浜道場を立ち入り検査。周辺は緊張感に包まれた。近くに住む男性は「トラブルもなくあいさつする人もいるが、下を向いてばかりの人もいる。常にカーテンや障子でビルの中は全く見えず、何をしているのか心配」と話した。70代の男性も「取り締まりの強化や規制を警察にお願いしたい。なぜ宗教団体として活動を続けられるのか納得できない」と述べた。

 県警は「これまでも動向を注視し、法律違反があれば摘発している」とし、「今回の死刑執行に伴い、違法事案の発生などが懸念されていることを踏まえ、必要な警戒を行う」としている。

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