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【オウム死刑執行】「終わったね、安らかにね」 坂本弁護士の母さちよさん

社会 | 神奈川新聞 | 2018年7月6日(金) 18:13

坂本弁護士一家。左から坂本堤弁護士、長男の龍彦ちゃん、妻の都子さん
坂本弁護士一家。左から坂本堤弁護士、長男の龍彦ちゃん、妻の都子さん

 松本智津夫死刑囚ら7人の死刑執行を受け、殺害された坂本堤弁護士の母さちよさん(86)が6日、コメントを公表した。「事件が起きてから今まで長い時間だったなと思う。(殺害された)堤、都子さん、龍彦には『終わったね。安らかにね』と言ってあげたい」とした。

 コメントは、坂本弁護士が所属していた横浜法律事務所を通じて発表された。電話で聞き取った小島周一弁護士によると、突然の一報に「今、全てを整理して話すのは難しい」と語り、驚きや戸惑いのような感情が入り交じった様子で電話に応じていたという。

 「堤は本当に死刑執行を望んでいるのかしら」-。小島弁護士によると、さちよさんはかつてこうこぼしたことがあったという。今回のコメントでも「松本死刑囚は死刑になるべき人だとは思うが、他方では例え死刑であっても、人の命を奪うことは嫌だという気持ちもある」と、複雑な心境を明らかにした。

 さちよさんは近年、足の具合が思わしくなく、今春には体調を崩して一時入院もした。コメントの最後では、「体調のこともあり、皆さまに直接お話することができないことをご理解いただけたら。長い間、本当にありがとうございました」とつづり、救出活動に携わった人たちに謝意を示した。

坂本さちよさんコメント全文
 今日、麻原と、その他の幹部に対する死刑が執行されたと聞きました。

 麻原に対する裁判が終わったときは「やっとか」っていう気持ちになったし、死刑判決が出てからもいつまでも生かされているということで「なんでいつまでも死刑にならないの」という声も聞きました。

 私も麻原は死刑になるべき人だとは思うけれど、他方では、例え死刑ということであっても、人の命を奪うことは嫌だなあという気持ちもあります。

 事件が起きてから今まで、長い時間だったなあと思います。堤、都子さん、龍彦には「終わったね。安らかにね」と言ってあげたいです。

 息子たちの救出活動に尽力してくれた方々、救出活動の訴えに長い間協力してくださったマスコミの方々には本当に感謝しております。

 ただ、今は、体調のこともあり、皆さまに直接お話しすることができないことをご理解いただけたらと願っております。

 長い間、本当にありがとうございました。


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