
日本最大のクルーズ客船「飛鳥2」(5万142トン)が4日午前、102日間の世界一周クルーズから母港の横浜港に帰港した。

初代飛鳥から通算22回目となる同クルーズは3月25日に横浜を出港。バレンシア(スペイン)やハンブルク(ドイツ)など八つの初寄港地を含む17カ国の25港に寄港し、約700人の乗客は豊かな大自然や悠久の歴史、各地の世界遺産を堪能した。
横浜市中区の横浜港大さん橋国際客船ターミナルで開かれた歓迎セレモニーで、小久江尚船長は「地球をぐるっと一周し、母港へ無事に戻ってまいりました。航海中は9割方が晴れ。素晴らしい天候に恵まれた航海だった」と出迎えた大勢の人たちに喜びを語った。
4日午後に横浜を出港し、今回の船旅の最終地・神戸へと向かった。

