薬物乱用の防止について考える講演会が13日、横浜市都筑区の都筑公会堂で開かれ、元タレントで薬物依存症当事者の田代まさしさんや教育・県警関係者が薬物の危険性や周囲への影響などを語る。県薬物乱用防止指導員協議会都筑支部の主催で入場無料。
田代さんは現在、薬物依存症リハビリの支援施設「日本ダルク」職員で、違法薬物を使用して受けた罪の反省や経験、現在の状況などを語る。
長年薬物事案を扱ってきた県警薬物捜査伝承官の志水佳比古さん、教育機関の教諭向け指導を担っている横浜薬科大学実務実習センター講師の田口真穂さんも、それぞれの立場から講演。3人によるパネルディスカッションも行われる。
同支部の担当者は「多くの人に来てもらい、家族や地域で内容を伝えてほしい」と参加を呼び掛けている。午後1時~4時半。問い合わせは区障害支援担当電話045(948)2348。