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新型コロナ
不安、困惑、悔しさ… 前例なき緊急事態に市民は

社会 | 神奈川新聞 | 2020年4月8日(水) 05:00

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、政府は神奈川を含む7都府県を対象に緊急事態宣言に踏み切った。不要不急の外出自粛の徹底が求められる不安から県内のスーパーに客が列をなし、形態を問わず休業を要請される可能性がある学習塾の経営者は悔しさをにじませた。

保育所利用者「運営続けて」


仕事を終え、預けていた子どもを迎えに来た母親=大和市の民間の認可外保育所
仕事を終え、預けていた子どもを迎えに来た母親=大和市の民間の認可外保育所

 保育所の利用者からは運営継続を強く求める声が相次いだ。

 海老名市内の保育園に長男(2)を預ける公務員の女性(29)が所属しているのは「緊急事態宣言が発令されても、業務を続けないといけない部署」。両親や義理の両親は遠方に住んでおり、「この状況で首都圏に来させるわけにいかない」と頭を抱える。

 大和市北部にある民間の認可外保育所には7日朝から、休止かどうかを確認する利用者からの問い合わせが続いた。男性園長(36)は「宣言発令後、どのような要請や指示が来るのか、身構えている。利用者は開所の継続を望んでいるが…」と打ち明けた。

 「休止すれば、預け先を失う」。そう訴えるのは、次男(1)を迎えに来た女性(36)。夫婦共働きで、両親も働いている。仕事を休めば「収入が減り、家族5人、暮らしていけなくなる」と不安がった。

スーパー、開店前から行列


開店前からスーパーに並ぶ買い物客=7日午前8時半ごろ、川崎市川崎区
開店前からスーパーに並ぶ買い物客=7日午前8時半ごろ、川崎市川崎区

 県内のスーパーや小売店には朝から、緊急事態宣言に備えて食料品を買い求める客が詰め掛けた。川崎市川崎区のスーパーでも開店前から客が並び、カップ麺や冷凍食品など一部の商品で品薄状態もみられた。

 「買いだめが良くないのは分かっているが、いつもより多く買ってしまった」

 昼に来店した東京都大田区の女性会社員(57)はそう明かす。4人家族の女性は生鮮食品を中心に購入。「品薄になりそうなので初めて昼に来た。先行きが見通せず、生活がどうなるのか…」と不安を口にした。

 川崎市川崎区のパート女性(65)は「パスタや冷凍食品がほとんどなくなっていて驚いた。別のスーパーでもそうだった。買いだめはしなくて大丈夫だと分かっていても、みんな不安なのだろう」と話す。

 同区に住む別の女性(54)は「家族の生活のため毎日買い物しなければいけないが、緊急事態宣言ともなると外出が不安。レジに並んでいても、後ろの人が間隔を詰めてくるだけで怖い」と心配そうに話した。

学習塾、席配置工夫も…

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