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「運転困難な状態」と判断
酒気帯び追突の元県警職員を起訴 危険運転罪を適用

社会 | 神奈川新聞 | 2018年6月7日(木) 02:00

横浜地検
横浜地検

 酒気帯び運転で追突事故を起こし女性に軽傷を負わせたとして、横浜地検は6日、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の罪で、元県警職員(50)=横浜市磯子区=を起訴した。被告は同法の過失傷害容疑などで送検されたが、地検は被告が飲酒の影響で運転が困難な状態に陥っていたと判断し、危険運転致傷罪を適用した。認否は明らかにしていない。

 起訴状などによると、被告は4月20日夜、飲酒により正常な運転に支障が生じる恐れがあるにもかかわらず乗用車を運転。同市戸塚区の市道で追突事故を起こして同市の無職女性(51)に軽傷を負わせた、とされる。

 県警によると、被告は県警運転免許本部運転免許課に勤務。無断で車通勤し、同僚らとの飲酒後に帰宅する途中だった。県警は今月1日、被告を懲戒免職処分とした。

 
 

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