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やまゆり園 事件考
判決を受けて(3) 被害者の痛みを胸に

社会 | 神奈川新聞 | 2020年3月26日(木) 05:00

日本自立生活センター職員 渡邉琢さん


渡邊琢さん
渡邊琢さん

 植松聖被告(30)がなぜ入所者ら45人を殺傷する凶行にまで及んだのかは、公判を通じても判然としない部分が残る。だが、やまゆり園職員の供述調書によって犯行時の詳しい状況が明らかになり、被害に遭った一人一人の無念さや痛みが胸に迫ってきた。「あいつどこにいる? あいつは殺さないとな」などと標的にされた男性入所者がいた。一方で女性入所者たちは被告と面識はなく、狙いやすさから次々と命を奪われたようだ。あまりにむごい。

 遺族の調書や陳述によって、犠牲者19人の人物像も浮かび上がってきた。彼ら彼女らは決して「障害者」「入所者」といった記号でくくられる存在ではない。一人一人がどんな人生を送っていたか。それを記憶し続けることはこの社会の責務だ。多くの当事者や家族は地域で暮らすための必要な支援を受けられず、社会に根強い差別や偏見にさらされてきたはずだからだ。

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