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逗子・踏切死亡事故1年 安全と利便、どう両立

社会 | 神奈川新聞 | 2020年3月22日(日) 11:00

事故後、JRが設置した「左右確認」の看板を前に、電車の通過を踏切内で待つ男性=15日午後4時ごろ、逗子市内
事故後、JRが設置した「左右確認」の看板を前に、電車の通過を踏切内で待つ男性=15日午後4時ごろ、逗子市内

 逗子市逗子2丁目のJR横須賀線の歩行者専用踏切で、横浜市港北区の男性(92)が電車にはねられ死亡した事故は21日、発生から1年がたった。JR東日本は、警報機や遮断機がないこの踏切を廃止する方針を示してきたが、周辺住民は「生活道路として必要」と存続を強く要望。議論は平行線をたどり、結果として「危険な踏切」は地域で使われ続けている。安全確保と利便性を両立する道は─。関係者は模索を続けている。

【写真】「山の根踏切」廃止方針のJRに住民反発 2019年3月に死亡事故

 手押し車を押して渡る高齢女性、幼い子を抱く女性、スーツ姿の男性…。3月中旬の休日午後。JR逗子駅から約300メートル離れた住宅街にある「山の根踏切」を渡る住民の姿は絶えなかった。

 歩行者専用で幅約2メートルの踏切は、同線の上下線や留置線など計9本の線路をまたぎ、全長35・5メートルと長い。事故後に設置された「電車に注意 左右確認」との看板や、黄色いポールが立つものの、警報機や遮断機はなく、住民らは線路を1本渡るごとに、目視で左右を確認していた。

 事故はこの踏切で2019年3月21日夕に起きた。逗子署によると、亡くなった男性は墓参りの途中だったとみられ、電車の接近に気付いていなかった可能性があるという。

 JR東日本によると、同踏切の日中の通行量は約200人。

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