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やまゆり園 事件考
事件資料、相模原市が永久保存へ 歴史的公文書に指定

社会 | 神奈川新聞 | 2020年3月19日(木) 07:00

市が「歴史的公文書」に指定することを決めた、津久井やまゆり園事件に関する資料
市が「歴史的公文書」に指定することを決めた、津久井やまゆり園事件に関する資料

 県立知的障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市緑区)で2016年7月、入所者と職員計45人が殺傷された事件で、市は市公文書管理条例に基づき、保管する全ての関連資料を「歴史的公文書」に指定し、永久保存することを決めた。殺人罪などに問われ、16日に死刑判決を言い渡された元職員植松聖被告(30)を事件前に措置入院させていた記録や救急隊の現場での活動記録などを市立公文書館(同)で保存し、検証できるようにする。

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 市によると、歴史的公文書に指定される津久井やまゆり園事件の関連資料は他に、植松被告が生活保護を利用する際の決定調書、園の入所者が事件後に別の施設に移動する際の支援特例を決めた文書など。

 市は重要度や内容から、資料ごとに1~30年間の保存期間を設定。毎年度末に期間が切れる資料を審議会にも諮り、選別基準に基づき、歴史的公文書に指定している。

 本年度は16年度に起きた事件・災害が対象で、事件の関連資料も今月末に保存期限を迎えることから、審議会に諮った上で、その意見も踏まえ、市が方針を決定。市情報公開課は関連資料があるかを確認するよう各部署に通知を出した。

 同課の山口和明課長は「事件に関する文書を将来に残し、検証できるようにすることが『共生社会実現』を掲げる市の役割」と説明している。

 事件のほか、熊本地震での市の対応、県内最古で唯一の現役木造校舎が焼けた市立青根小学校(同)の火災に関する資料も歴史的公文書に指定するという。

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