
若手消防士に災害現場で必要な技能や精神力を身に付けてもらおうと、横浜市消防訓練センター(同市戸塚区、佐藤重義所長)で17日、訓練会が行われた。
水難救助を想定した水上の部には消防士40人が参加。「要救助者」に扮(ふん)した隊員を顔が水に付かないように髪を引っ張って運ぶ「溺者搬送」や、水中から物を引き上げるときに必要なロープを結ぶ技術「水中結索」など6種目で安全性や確実性を競った。
都筑消防署の佐藤智之さん(22)は「これから梅雨を迎えるが、大雨が降ったときには水辺に近づかないでほしい」と話していた。