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やまゆり園 事件考
「むなしい」最後まで謝罪ない被告に怒り 園関係者

社会 | 神奈川新聞 | 2020年3月16日(月) 22:23

時折涙ぐみながら会見に臨む入倉園長(右)と草光理事長=16日午後4時15分、横浜市中区
時折涙ぐみながら会見に臨む入倉園長(右)と草光理事長=16日午後4時15分、横浜市中区

 判決公判を津久井やまゆり園の関係者らも傍聴した。「むなしい」「罪と向き合って」。植松聖被告が被害者への心からの謝罪が最後までなかったと憤り、犠牲者や被害者家族を思い涙した。

 傍聴を重ねた入倉かおる園長は判決後に記者会見し、「(死刑は)遺族をはじめ被害者や家族が望んだもの。園としても当然のことと受け止めた」と述べた。被告には心の底からの謝罪が全く見られなかったとし、「むなしい気持ちでいっぱい。自分がやったことに死ぬ直前までしっかりと向き合ってほしい」と求めた。

 被告は公判で、園勤務時の同僚職員による入所者への暴力や命令口調を証言した。入倉園長は「職員への聞き取り調査では事実として確認されず、園が至らなかったという判断はしていない」と反論。一方、判決で「勤務経験を基礎として動機が形成された」と認定されたことについては「ほとんどの職員が丁寧に支援に取り組んでいる。被告のような職員が二度と生まれないようにする」と強調した。


判決後に会見に臨む入倉園長(右)と草光理事長=16日午後3時40分ごろ、横浜市中区
判決後に会見に臨む入倉園長(右)と草光理事長=16日午後3時40分ごろ、横浜市中区

 園を運営するかながわ共同会の草光純二理事長は「弱者をないがしろにする社会であってはならず、そのために何をなすべきか、裁判長から被告や世の中に問い掛けるメッセージがなく、がっかりした」と振り返った。

 公判で「丙B」とされ、犯行現場でけがを負った園の元職員の女性は弁護士を通じてコメントを発表。被告は最後まで被害者へ心から謝罪せず、自身の正当性を主張し続けたとし、「被害者の方々に対する冒とくを繰り返したことに気付き、謝罪を考えてほしい」と訴え、事件を通して「もっともっと、どんな人にも、どんなことにも、当たり前に手を差しのべられる社会になって欲しい」と願いを込めた。


判決後に会見に臨む入倉園長=16日午後3時40分ごろ、横浜市中区
判決後に会見に臨む入倉園長=16日午後3時40分ごろ、横浜市中区

時折涙ぐみながら会見に臨む入倉園長(右)と草光理事長=16日午後3時50分ごろ、横浜市中区
時折涙ぐみながら会見に臨む入倉園長(右)と草光理事長=16日午後3時50分ごろ、横浜市中区

判決後の会見で、在りし日の津久井やまゆり園を思い出し、涙ぐむ入倉園長=16日午後3時50分ごろ、横浜市中区
判決後の会見で、在りし日の津久井やまゆり園を思い出し、涙ぐむ入倉園長=16日午後3時50分ごろ、横浜市中区

判決後の会見で質問に答える草光理事長=16日午後3時40分ごろ、横浜市中区
判決後の会見で質問に答える草光理事長=16日午後3時40分ごろ、横浜市中区

判決後に会見に望む草光理事長=16日午後4時すぎ、横浜市中区
判決後に会見に望む草光理事長=16日午後4時すぎ、横浜市中区

判決後に会見に臨む入倉園長(左)と草光理事長=16日午後3時40分ごろ、横浜市中区
判決後に会見に臨む入倉園長(左)と草光理事長=16日午後3時40分ごろ、横浜市中区

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