
新型コロナウイルス感染防止の臨時休校に関連し、県立特別支援学校が設置している「児童、生徒の居場所」を104人(6日現在)が利用していることが9日、明らかになった。県教育委員会3月定例会で報告した。
県教委によると、教員らを配置した居場所は県立特別支援学校全28校(児童生徒数計5695人)が2日から段階的に設けている。このうち18校で利用され、内訳は小学部53人、中学部14人、高等部37人。幼稚部の利用者はなかった。いずれも給食は提供されず、スクールバスの運行は1校となっている。
また、児童・生徒、保護者らからの問い合わせは、16校49件(5日現在)。主な内容は、▽居場所を保護者同伴で運動場所として利用できるか▽利用手続きなど▽休みの期間▽家庭の様子の報告─などだった。