
海老名市は9日、市内50の学童保育クラブに昼食を提供するサービスを始めた。保護者の家事や経済的負担を軽減するため、市立小学校が臨時休校する25日まで、日曜日を除いて実施する。
期間中の平日は給食を調理する業者が弁当を、土曜、祝日は市内のパン製造業者が菓子パン3個を販売。市が原則、1食200円を補助し、利用者負担は弁当が200円、パン3個が130円になる。弁当は休校で使う予定がなくなった食材の一部を活用、食品ロスも軽減する。
弁当は毎朝、パンは3日前までに各学童保育クラブに注文する。スクールライフサポート制度に認定されている世帯は全額助成する。市によると、9日は104人が利用した。