
新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた一斉休校を踏まえ、藤沢市のコミュニティーFM放送レディオ湘南(藤沢エフエム)は9日、中高生を対象にした緊急特番「中高生の今を知りた~い」の放送を開始する。3月中は平日午前11時から10分程度、生放送で子どもたちの声を届ける。
番組では「今、何をしているのか」「今、興味を持っていることは」「今、何を考えているのか」などについて中高生にメッセージを送ってもらい、パーソナリティーが紹介。リクエスト曲も受け付ける。
同局は春休みを前にした臨時休校という異例の事態を受け、開かれた空間であるラジオへの参加を通じて、生徒たちをつなぐ役割を担えないか議論。中高生のリスナーにそれぞれの思いを寄せてもらう特番を連日発信することを決めた。
同局の担当者は「双方向性というラジオ本来の良さを発揮し、閉塞(へいそく)感を持った若者に寄り添いたい。防災に加え、街を元気にすることもコミュニティーFMの重要な役割」と話している。
メッセージの送り先は、mail@radioshonan.co.jp