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新型コロナ
外国籍住民、公衆衛生に言葉の壁「日本を信じているが…」

社会 | 神奈川新聞 | 2020年3月3日(火) 22:45

横浜市立小学校で配布された臨時休校の通知
横浜市立小学校で配布された臨時休校の通知

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、日本で暮らす外国籍の人々が言葉や制度の壁に苦慮している。「情報弱者」ゆえに混乱が深刻化し、孤立する事態も。支援者は「緊急時こそ多言語対応で情報を届け、公衆衛生面でも柔軟に対応すべき」と訴える。

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 横浜市中区で暮らすフィリピン国籍のシングルマザーの女性(48)は中学1年の双子の男児と小学3年の女児を育てる。政府が打ち出した臨時休校が始まり、マンションの一室では子どもたちが行き場なく過ごす。

 女性は糖尿病を患い、健康面の不安は深い。感染への恐怖に加え、困窮が追い打ちをかける。ホテルの客室清掃のパートをしていたが、せきをしたことを上司にとがめられ、3月末まで休まざるを得なくなった。

 トイレットペーパーが品切れとなるなど、心配事は尽きない。人々の心がささくれ立っているように感じ、「ウイルスも怖いけど人間も怖い。(感染拡大を克服すると)日本を信じているが、それまで子どもたちをどうやって守ればいいか」と苦悩する。

 「娘が通う小学校からの手紙がたくさん。でも書いていることが分からない」。4人暮らしのタイ国籍の家庭では、長女が持ち帰った臨時休校に関する通知やさまざまな連絡、宿題などの書類が山積みだ。

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