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「忘れない」 東日本大震災からの復興たどる写真展

社会 | 神奈川新聞 | 2020年2月28日(金) 05:00

東日本大震災後の9年間をたどる写真展=真鶴地域情報センター
東日本大震災後の9年間をたどる写真展=真鶴地域情報センター

 東日本大震災の直後から現在まで東北の被災地が直面した課題や復興の足跡をたどる写真展が、真鶴町真鶴の真鶴地域情報センターで開かれている。テーマは「忘れない・忘れまい9年の記憶」。町教育委員会と町青少年指導員協議会の共催で、3月1日まで。

 展示している写真は、湯河原町土肥のアルバイト梅原雄蔵さん(72)が震災直後の2011年4月から昨年11月にかけて写した70点。宮城県南三陸町などで復興が進む様子を紹介する一方、津波で児童と教職員計84人が犠牲となった石巻市立大川小学校(同県)など、今も残る爪痕を伝えている。

 梅原さんは石巻市や福島県浪江町などの被災地に40回以上ボランティアに出向く傍ら、計約2万枚の写真を撮影。これまでも真鶴や湯河原を中心に写真展を数回開いており、「伝えるのは見てきたものの役目。一瞬にして人々の暮らしや命を奪った震災のことを忘れないでほしい」と来場を呼び掛けている。

 午前10時~午後6時、入場無料。3月1日は午後5時まで。

 
 

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