逗子市池子で斜面が崩落し、市内在住の県立高校3年の女子生徒(18)が死亡した事故を受け、斜面を所有するマンションの管理組合は25日までに臨時総会を開き、市が先行して応急対策工事に着手することを承諾した。市は3月上旬に着工したい考え。費用負担については今後、協議することで組合側と一致しているという。市が同日、取材に明らかにした。
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市によると、組合は24日夜に総会を開催し、市幹部が出席した。通行止めが続く斜面下の市道の早期再開と市民の安全確保のため、市は斜面の応急工事を行う方針で、民有地の斜面で市が先行して工事に着手するためには組合側の許可が必要だった。