若い世代に市政に関心を持ってもらおうと、高校生を対象にした議会報告会が29日、横須賀市役所で開かれた。市内の4校から23人が参加し、市議会の仕組みなどを学ぶとともに、「横須賀を魅力的なまちにするには」をテーマに市議らとグループ討論を行った。
参加したのは、県立横須賀明光、三浦学苑、緑ケ丘女子、市立横須賀総合の4校。まずは本会議場で市議から権限や役割、仕事のほか、人口減少や空き家の増加、中心市街地の活性化といった横須賀の課題、上地克明市長が掲げる「復活3構想」の内容などについて説明を受けた。
続いて委員会室に移動し、6グループに分かれて討論を実施。高校生からは「横須賀と言えばペリー。どの教科書にも載っている有名人で、ペリーをもっと生かせばたくさんの人が来る」「海軍カレーやネイビーバーガーは少し安くして気軽に食べられるようにしてほしい」などといった意見が出された。